ワーママさとちゃんの子育てサポートブログ

ママ&ワーママになる方へ伝えたいこと。ハンデを持つこどもと歩む子育てブログ☆。

もうすぐ出産の方へ何と声を掛けますか?

こんにちは、さとちゃんです。

3月21日は世界ダウン症デーにちなんで、1冊の本を読みました。

娘たちにハンデがあるので、以前より福祉に関心が向くようになった気がします。

少しづつ親の私も成長しているといいな^^

今回は、もうすぐ出産の方へ何と声を掛けますか?をテーマに書きたいと思います。

 この1年、まさに私が通ってきた道のよう

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今回私が読んだ本はこちらです。

「欠陥だらけの子ども」と言われて 出生前診断と愛情の選択

サンドラ・シュルツ著 山本知佳子訳

 

 

ジャーナリストの著者自身の妊娠において、出生前診断の結果からダウン症と告げられ、自身や社会の偏見と向き合って、悩み、葛藤し、揺れ動く心をありのままに綴った手記です。

ドイツの話ではあるけれど、この1年、まさに私が通ってきた道のような話でした。

私の二人の娘たちにはそれぞれハンデがあります。

こちらに書いていますので、よかったらどうぞ!

www.satomama-support.com

まるで、次女の妊娠中の私を心を見ているかのようでした。

 

私は出生前診断は受けていませんが、エコー検査で妊娠中のある日突然、次女の心疾患とその他要観察なところが分かりました。

 

長女に軽度の脳室周囲白質軟化症であることが分かった約10か月後だったので、ようやくよじ登った崖からまた突き落とされる感じでした。

でも、長女のことを受け入れることが出来た後だったので、どんな子でも受け入れる気持ちだけは強かったです。

 

ただ、生きていけるのか?という恐怖の問いが出産するまでありました。

医師から「生まれてからのことは分からない。」とまで言われたので。

 

おそらくハンデを抱えた子供を持つ母親がこの本を読むと、とても共感し胸が痛くなると思います。

でも本当に読んでほしいと私が思うのは「私にとっては遠いところで起きている話かな?」と思っている方です。

だって、私もそう思っていたんだから・・・。

 

 

自分が突然当事者になる

何分の1、何千分の1、何万分の1の確率であろうと、自分が当事者になることがあります。

しかも私のように、結果一人目も二人目もなんてことも。

神様はなんて意地悪なんでしょう・・・とよく思いました。

 

周りを見ていると、あたかも普通に妊娠して、元気な赤ちゃんを出産して・・・と思ってしまいますが。

よく考えると、ただ見えていないだけだと思います。

 

健診の度に涙を流し、だんだん大きくなるお腹と胎動に喜びを感じつつも、迎える出産に恐怖を感じている妊婦さんだっているんです。

 

もうすぐ出産の妊婦さんへ何と声を掛けますか?

日本ではまだ出生前診断が誰でも無料で受けられるものでもなければ、受けなければならないものでもありません。

しかし、出産前におなかの赤ちゃんの障害や病気が出産までほとんど分からないのかというと、そうではありません。

私のように、妊婦健診のエコー検査で分かるものもたくさんあります。

 

それはつまり・・・

元気な赤ちゃんが産めないことが分かっている、ということです。

 

お腹が大きくなると、たくさんの人に声を掛けられます。

「予定日は?」

「性別は?」

「里帰り?」

・・・

そして多くの場合、最後にこう言われます。

「元気な赤ちゃん産んでね!」

「出産頑張ってね!」

 

相手に悪気がないことはもちろん分かっています。

だって、おなかの赤ちゃんに病気や障害があることなんて一言も言っていないし、

なんならそんな様子すら感じさせない態度で接しますから。

 

ただね、毎回この言葉に涙が出そうになるんですよ。

元気な赤ちゃんが産めないことが分かっているから。

そして、出産してしまったら終わりなのかも、と恐怖だから。

 

そんなケースって極々少数でしょ?と思うかもしれませんが、

生まれてくる赤ちゃんの3~5%は先天性の疾患があると言われています。

意外と自分の周りに起こっている話なんです。

 

嬉しかった言葉

私が間もなく予定日という日のこと、ある方との別れ際に言われた言葉がとても嬉しかったのを今でも覚えています。

 

それは・・・

『かわいい赤ちゃん産んでね。』

もう、ベストアンサーじゃないでしょうか。 

ウルっときてしまって、相手の方に「何で泣いてんの?」というおかしな感じになってしまいましたが、、、

 

たとえ障害や病気があっても、我が子っておなかにいるときから、もうすでに愛おしい存在です。 

今回読んだ本の中でも、著者がダウン症の診断をうけた後、そのことを聞いた父はこういっていました。

その子のこと、それでも愛おしいと思うはずだよ。

 

「元気な赤ちゃん」に対して「元気じゃない赤ちゃん」はあるけれど、「かわいい赤ちゃん」の反対はないんです。

どんな赤ちゃんでも、親にとっては最高にかわいいんです。

 

頭の片隅に

もし自分自身が経験してなかったら、きっとこの先もずっと「元気な赤ちゃん産んでね」と言っていたと思います。

まさか、この言葉で傷つく人がいるなんて考えたこともなかったから。

でも、もうその言葉はおしまいにします。

もし周りに出産を控えた方がいたら、こう声をかけてあげてください^^

「かわいい赤ちゃん産んでね。」

きっと、どの妊婦さんもみんな平等に嬉しいです。